60.インプラントが示す、日本人向け歯科医療
現在アメリカでは、日本食ブームが続いています。日本食は健康的ですから、進歩的なアメリカ人は進んで日本食を食べているのです。肉食から魚食、穀物食に食事スタイルを変えて、がんが減るというのです。
それに対して、日本人は戦後アメリカ人の体格のよさやパワーに憧れ、欧米風の生活スタイルや肉食を中心とした食事を良しとした傾向がありました。しかし、その結果、がんをはじめとする生活習慣病が増加することになったのです。
何でもかんでもアメリカのまねをするのではなく、日本人の特質を知り、伝統を重んじ、日本の文化、風習に相応のプライドが持てるようになれば、日本はもっと素敵な国になるでしょう。
日本には本来日本人が築き上げてきたすばらしい食生活と文化が存在します。
そのように感じるのは、歯科医療も、日本の特質に合ったものが必要であると感じるからです。「あごの骨をインプラントに合わせる」「そのために骨を作る」というのは乱暴すぎます。日本人の骨格に最適な小さいサイズのインプラントを使えばいいのではないでしょうか。
日本人に合った日本製のインプラントが必要であるという考えがもっと広まっていくと、日本人に適合したインプラントによって、部分入れ歯や総入れ歯から開放され、新しい人生を発見する患者さんがもっと増えていくことでしょう。
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