21.インプラントの現状
インプラント治療は40年前にスウェーデンで初めて人間に用いられ、世界中で既に100万人以上が治療を受けています。
日本ではインプラントが一時的に立ち遅れましたが、その理由はセラミックのようなチタン以外の素材や骨結合型ではないものが使用されたためです。しかし、現在ではその技術や素材は世界水準にまで追いつき、毎年約20万本が治療に使用されるようになりました。
現在のインプラントは、チタン製で歯根型をしています。骨と強固に結合(=オッセオインテグレーション)するために、インプラントの表面に凹凸を付けて骨とつきやすくしています。治療は原則として「埋め込み」と「人工歯の取り付け」の2段階に分けて行われます。
現在ではインプラントは科学的にも患者さんのニーズの面からも、歯科の治療法の1つとして確立されています。インプラントの10年残存率は95%を超えており、自動車やパソコンのような一般消費財に比べてはるかに長持ちしているというレベルにまで達しているのです。
しかし、インプラントの治療はどの歯科医師でもできるというものではありません。インプラント治療に熟練した歯科医師の治療を受けることが大切ですが、そのためにはインプラント経験者のご意見や日本口腔インプラント学会の認定医制度が大変参考になります。
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